ゼルダの伝説 BREATH OF THE WILD

昨年の11月に偶然訪れた GEO で偶然にも Switch が売っていて衝動買いしてしまって、「みんなが面白いっていうしやっとくかー」程度のノリで、ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド を買った。

僕もご多分に漏れずかなりハマってしまった。少し前の3連休なんかは起きている間のほとんどはゼルダをしていたといっても過言ではない。とても楽しかった。

このゲームのすごいところは、「場」しか与えられないことにある。おそらくそういうゲームはすでにあるんだろうけど。

最初のチュートリアルフェイズをクリアして、カカリコ村というところに行ったり古代研究所に行ったりするあたりは通常のRPGのように色々と与えられたタスクをこなしていくことでストーリーが進んでいく。しかしある程度すぎると完全に世界に放り出され、どこをどう歩くも、どういう順番で攻略するも、全てが自由になる。やっていないが、一切途中のダンジョン(神獣)の攻略をしないでラスボスと対峙することもたぶん可能だろう。

物語にそってキャラクターを動かすのではなく、自分の歩いた軌跡がそのまま物語になる。確かにゼルダ姫とリンクが協力して「悪」を封じるラストは間違いなく「ゼルダの伝説」そのもの。だけどそれらの要素は最小限で、広大なハイラルの世界を歩く「自分」の物語を味わうことになる。

終わらせることはできるが、終わることのないゲームがここにある。言うなれば、旧来の RPG は高校生活みたいなもので、決められたルール、与えられた強固なルールがあり、その中で生きるしかなかった。しかし、このゲームは大学生活のようなゲームだ。何をするか、どうすすめるか、何をしないか、全部自分で決めることができる。そして、その軌跡は自分だけのもの、同じゲームをしているのに、同じストーリーのはずなのに、自分が歩いた軌跡は他の人のものとは全く別のものになる。

一度ガノンを討伐したので文章を書くことにしたが、一方でまだまだ全然遊べていないなという実感もある。マップは開放したが行ったことない山などがあるし、会っていない人、行っていない馬宿、作っていない料理、拾ったことのない素材、まだまだたくさんありそうだ。

物語は本来、終わる必要のないものであり、終わらないものだ。終わらせるのはプレイヤー自身であって、物語のために作られた場は、各々の中で存在し続ける。たとえ必ず数時間以内に終わる映画でもそうだ。「ファイトクラブ」でビルが崩壊したあとの世界を夢想しない人間はいない。それがこのゲームの場合、いつでもあの場所に戻ってこれる。そしていつでも、どこでも、自分だけの、新たな物語を紡ぐことができる。

発売から半年ほど遅れてハイラルの世界に僕は入ったが、このゲームに早いも遅いもない。あせらず、じっくりと存分に楽しめばいい。ハイラルはいつもそこにある。

一切ゲーム性などについて言及していないが、そろそろ出勤しないといけないので書くのをやめる。

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自分語り専用ブログをやっていく。

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