思い出はいつの日も雨

515hikaru
2 min readFeb 22, 2018

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部屋を出ると雨が降っていて、慌てて傘を取り出した。といっても、人間は未だに傘よりも有効な雨に対する道具を開発できていない。

今日と明日は休暇だ。といっても体を休めたり海外に行ったりはできず、引越しをする。長距離の引越しなのと諸々の事情があって面倒くさいことになったが、とりあえず引っ越せる目処は立った。

実家を離れまだ2年目なのだが、もう二軒目の賃貸だ。我ながらハイペースだと思う。このペースだと定年までにあと35回は引っ越すことになる(冗談だ)。

引越し先は東京だ。今までは地方にいた。家賃が高い高いとみんなが脅すので高いもんだと思っていたが、よい場所を紹介してくれた知人のおかげで自分の想定よりは安く済んだ。とはいっても今までの部屋よりは高いが……

そんなこんなで今は新幹線に乗っている。いつもこの時間がすごく虚無で、終わってみるとなかったもののように感じる。とても不思議だ。

移動中暇なので思いついたことをてきとうに書いていこうと思う。別に仕事をする義理はない、休暇だし。

実家で暮らしていたらもっとお金は貯まっただろうし、生活も楽だろう。帰省の交通費も気にしなくていい。

ただ、それでも一人暮らしにはやはり価値があるように思う。例え料理をしなくとも、例えうまく洗濯ができなくとも。人生とは、生活とは選択の連続で、その選択を自分の意思でできるようになるべきだ。そのための最も簡単なトレーニング方法が一人暮らしだと思う。

1人で生活をするのは、孤独かもしれないが楽しくもある。つまらなくもあるが、自分の選択次第では面白くもなる。ゲームのようなものだ。

ルールを守ること、ルールを作ること。そのどちらも楽しめるようになるまでは、大人とは言えないんじゃないだろうか。

などと大層なことを書いてみた。

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Written by 515hikaru

自分語り専用ブログをやっていく。

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